必要な塗料の数量を把握することが手抜き工事を撃退する

一般的に塗装業者は塗装する予定の塗料分しか仕入れません。
なぜなら、塗料は余ったら不要な在庫になるからです。
(同じ色・同じメーカーの塗料を別の現場ですぐ使う確率が低いからです。)

そのため、どの塗装業者も不要な在庫を抱えないようにきっちりとしたら数量を仕入れています。

もし家の外壁を塗る時に塗料の数量を少なく見積もってしまった場合、業者はどうするでしょうか?
この時、業者が取る選択肢は3つしかありません。

  1. 取り寄せるのに時間がかかりますが、追加で塗料を仕入れる
  2. 今ある塗料を水などで薄めて量を増やし、さらには塗膜を薄く塗る
  3. 塗料メーカーから決められた塗装回数を減らす

2と3は明らかな手抜き工事です。
しかし、2と3の厄介なのが、塗装が終わった外壁や屋根を見ても、手抜き工事されたかどうか、わからないということです。分かるのは、工事代金を支払った後の2~3年先になります。

このように 自分の家で手抜き工事をさせないためにも最低限の塗料の数量の計算方法と実際に使われた数量を知る必要があります。

塗料の数量の計算方法、正確な塗装面積を計算方法を紹介します

その方法は2つ。

1つは、実際の建物から実測する計算方法です。
外壁の面積をきっちり測り、そこから窓の面積を引いて、正確な塗装する面積を計算します。窓の面積を図って差し引くのは、窓には塗装しないからです。

2つ目は、建物図面から計算する方法です。
三角スケールというものを使って計算して、正確な塗装する面積を計算します。

どちらも間違いはありません。
しかし、図面がないご家庭が多いので、1つ目の実測で計算することが多いです。

私が過去に見た他者業者の現場で、前日に高圧洗浄が終わって次に塗装を始める状態だったのに 、 夕方帰ってきたら塗装工事が全て終わっているという現場がありました。1日で3~4工程もある塗装工事を終えるのはまず不可能です。 ということは明らかに手抜き工事をしているということです。

手抜き工事を撃退するためには、塗装する面積をしっかり計算して、正確な塗料の数量を出してもらい、塗装後には、使った後の空になった塗料缶を確認することです。
1缶の容量は、塗料のメーカーによって違いますが、だいたい14 kgから20kgあります。

その1缶で各塗料メーカーは「どれだけの面積に対して、どれれだけの膜厚で塗りなさい。」と使用方法をカタログで指示しています。
一般的には、1缶で40平米から50平米の塗装面積になっています。

塗装業界で手抜き工事の現場がなくならない理由

塗料には水性塗料と油性塗料があります。
水性塗料は水で薄めて、油性塗料は塗料用シンナーで薄めて使います。

また、決められた膜厚や塗装回数をきっちり塗らないといけません。

この薄める作業は現場で職人さんが行うために、どうしても職人さんに左右されてしまうのです。
また、塗料の決められた膜厚や塗装回数をきっちり守るのも職人さん次第で、それをしっかり管理する会社の管理体制が求められます。

このように、どんなに良い塗料を使っても、いい加減な気持ちで仕事をすれば、いくらでも手を抜けてしまう塗装工事だからこそ、業者側は誠実な思いで社員教育をしないといけないのです。

間違った面積の計算方法

訪問販売の外壁塗装業者の中には、ざっくりとした面積で見積もりを出す業者さんがいらっしゃいます。
私の家も年10件ほど訪問販売の方が来られていた時期がありました。
(今は自社で塗装工事したので、訪問販売の業者はこなくなりました。)

その訪問販売の営業マンは
・ざっくりした建物の外周長さ
・ざっくりした建物の高さ
を掛け算した面積の8割が外壁の面積で、2割が窓だと言いました。

これは大きな間違いです。

でも、一般の方にはわかりません。
こんな間違った計算をする訪問販売業者が、10社中2~3社もいたのです。
塗装業界がとても心配になったのでは言うまでもありません。

見積もりで間違った面積表記を発見する方法

見積書で、足場の面積と外壁の面積が同じの場合は明らかにおかしいです。
なぜなら、足場は建物よりも1メートルは外側に出てますし、高さも屋根よりも上になるので、その分を考えれば足場の方が面積が多くなるはずです。

さらに、塗装しない窓の面積を引いていないいけないので明らかにおかしいです。
この場合、考えられるのは使わない塗料分を余分に請求されてるということです。

確認するには、先ほど言った『1缶で塗装する面積=40平米から50平米』で割ってみてください。
例えば、面積が200平米あれば、上塗り材だけで大体4~5缶になります。

もし、これで3缶で工事が終わっていたら手抜き工事だということがわかります。
(誤差があったとしても10平米前後ぐらいです。)

そういう意味でしっかり測ってるかというのを見てください。
ちなみに、実測にでも1時間はかかります。

屋根面積の間違った実測方法

屋根の面積を地面の面積で測る人もいます。
この方法だと面積は少なくなる可能性が高いです。
お気をつけください。

油性塗料も薄めれるのでご注意ください

油性塗料の場合は塗料を塗料用シンナーで薄めますので事前に仕入れているはずです。そのため水で薄める水性塗料に比べて余分に薄めるということはできにくいと思われがちです。しかし、塗料用シンナーは安いため、たくさん仕入れて薄めて使おうとする業者さんがいてもおかしくありませんのでご注意ください。

塗装された膜厚の調べ方

水やシンナーで塗料が薄めて使われると膜厚が薄くなり耐久年数が落ちます。
だから、塗料メーカーが決めた膜厚で塗装されているか、重要になります。

でも実は、塗装した後で、剥がさずに膜厚をお客様自身が調べることは不可能なのです。
分かったとしても、代金を支払った後、塗装が剥がれだした数年先になります。

だからこそ、使われた塗料の数量から逆算して、塗られた膜厚を計算するしかないのです。

結果的に耐久年数が下がる理由

塗料メーカーが決めた分量と回数で塗装したら、持つはずだった耐久年数が半分以下しかなってしまいます。

その原因は2つあります。塗装の膜厚が薄い&塗装回数が少ないなどの理由です。
もちろん、職人の技術にも影響されますが、明らかな原因は、この2つです。

こんな手抜き工事を撃退するにも、必要な塗料の数量を把握することが大事です。

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